令和元年9月介護予防教室(みんなでクッキング~防災時の食について~が開催されました。

 第6回目の介護予防教室は、「災害時の食の備え」をメインテーマにパッククッキング新聞紙で防災グッズ(スリッパと食器)を作りました。

 9月に入る頃になると巷では、「防災の日」や「西日本豪雨の経験を活かそう」等のイベントがニュース等で放映されていました。また、台風15号による千葉県等での甚大な被害がテレビで流れていました。宣山荘の介護予防教室でも、防災意識を高め「自分の身は自分で守る」という意識付けをするために、今回は「パッククッキング」経験してもらいました。

 まずは、災害時には互いに助け合わないと生き残れない。自分たちでできる備えは(備蓄)どれくらい必要なのか?どこで購入したらいいのか?誰を頼るのか?など資料等を使いながらお話させてもらいました。

 クッキングが始まり進行していくにつれ・・・鍋がすごいことに・・・。食材を入れた袋が破れたままパッククッキングを行った班もあり、お粥の中で肉じゃがと蒸しパンが出来上がるというシュールな場面もありました。

 新聞紙で作るスリッパは簡単で保温効果もありました。食器は・・・大きな器や適度な大きさの器など個性豊かな作品が出来上がりました。

 今回は、食べ慣れたもので災害時を乗り切るために必要最低限の水を使用しながら数種類の食事作り(後片づけなどなるべく水や洗剤を使用しないで行う)を経験して頂きました。テレビで見るのと実際に作るのとでは違う事も良い経験になったと思います。